フィリピーナの彼女【やっと時間が出来たけど】2005.05.10
やっと少し時間が取れるようになった。
今までの忙しさが嘘のようだ。
早速、約束通り店へ向かう、彼女の笑顔が待っていた。
「久しぶりです」日本語だった・・・
なんとなく普通の客として迎えられたような気がした、
少しだけいやな感じがした。
その日は金曜日と言うこともあって、店は大盛況!
マネージャーはニコニコしていた・・・ただ彼女は、あっちのテーブル
こっちのテーブルと忙しそうだ・・・またまた、いやな感じがした。
彼女の変わりに座った女は、また、私の事を良く知っていた・・・
しらけた顔をしていた私に「心配しなくても大丈夫、彼女のバックと
携帯ここにあるよ」と流暢な日本語で私に話しかけてきた。
「気を使わせちゃったな」と思い、その女に飲み物をサービスした。
それから、その女としばらく話した。
その女もまた、私の想像していた外国人女性とは全く異なった存在だった。
自分の考え方をはっきりと持った女性だった。
この女性は、日本へ来て稼ぐために自分を犠牲にしていると言っていた。
家族のために・・・と
少し離れた別の席を何気なく見ると、年配の男たちが、女達を抱えて
大声で盛り上がっていた・・・
日本人の男たちは・・・ 少しだけだったが恥ずかしい思いがした
自分が楽しむため、彼女に会うため、だけに店に来ている
そんな、自分がそこにいて、そんなことを考えた・・・
ちょっとおかしい・・・それでいいはずなのに・・・
しばらくすると彼女が戻ってきた、彼女はなんとなく暗い顔に見えた
「ごめん、せっかく来てくれたのに・・・」という、
でも今日はそれでいいと思った。
彼女は、そっと「店が終わるまで待っていてくれ」と耳元で言いながら、
誰にも気づかれないように私の頬にキスをした。
私には、断る理由も無いので、その場でOKと言って店を出たが、
今日はどうしてもそんな気に慣れなかった・・・
久しぶりに彼女に会えてとてもうれしかったし幸せな気分だったが・・・・
なぜか一人になりたかった・・・
閉店後のミーティングが終わるだろうと思われる時間を見計らって、
彼女へ電話を入れた・・・
「今日は体調が良くない、帰って早めに寝る」と伝えた。

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